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山南さんメイン…オールキャラ・ギャグ?
うっかり温泉へ社員旅行で思いつきまして…
※稚拙な表現・時代錯誤な表現等ありましたらごめんなさい。生温く見守ってやって下さい(汗)
「なになに?・・・お!色々な効能の温泉あるらしいぞ♪」
「新八、お前が邪魔で説明書き見えねぇじゃねえか。平助、声出して読め。」
「なっ!土方さんひでぇ;」
「じゃあお前が声出して読め。」
「・・・・;」
「はいはい新八っつぁんどいて~。なになに?”一の湯”は打ち身・捻挫だってよ。”二の湯”は切り傷・擦り傷。”三の湯”は疲労・冷え性。」
「…”四の湯”と”五の湯”はどうしたんだ?」
「左之さ~ん、[美白]と[子宝]だけど行ってみる?(ニヤリ)」
「なっ!行くか阿呆!」
結局、”一の湯”には新八・左之助・平助・島田、”二の湯”には斎藤・山崎、”三の湯”には近藤・土方・沖田・井上が向かった。
そして最後まで説明書きを見ていた山南は・・・
--数刻後:宴会部屋--
「風呂上りの酒は美味ぇ~♪」
「おい、新八お前何杯目だよ。」
「かてぇこと言うなよ左之っ!呑みが足らねぇぞ!平助、酒追加だっ」
「すいませ~ん!こっち酒追加ね~!」
廊下を通りかかる仲居さんを呼び止め酒を追加する。
「平助うるせぇ、頼むからお前等は早く潰れてくれ。」
「土方さんひで~!俺等はまだまだ呑むもんね~♪」
「そうだそうだ。こんな機会は滅多にねぇんだからな♪・・・あ、芸者まだか?」
「左之っ!お前に芸者独り占めはさせないぞ!土方さんにもだっ!」
「わっはっは!トシ、折角の温泉で宴会なんだ、そう眉間にシワ寄せるもんじゃないぞ。」
「土方さんもいつも忙しいんだ。少しゆっくりしたらいい。」
「・・・近藤さんはこいつらに甘すぎるんだ。・・・源さん、せめて手間のかかるこいつらが居なかったらまだゆっくりできたかもな;」
土方の側で珍しい3人が酒を呑んでいる。
「斎藤さん、山崎君。こんな機会でもないと一緒に酒を酌み交わすことなどなかったかもしれませんね。」
「島田…珍しいな。いや、山崎も表に居るのは珍しい。」
「自分は遠慮したのですが…。斎藤さんこそ珍しい。」
そこへ長湯をしていた沖田が戻り、きょろきょろと辺りを見回す。
「なんだ、どうした?」
「あっれ~?近藤さん、…山南さんは?」
「・・・ん?(きょろきょろ)そういえば・・・」
「おい、誰か山南さんと一緒じゃなかったのか?」
「あれ~?土方さんと一緒じゃなかったのか?俺と左之さん達が湯に向かった時は最後まで説明書き見てたけど…」
「斎藤、お前たちと一緒だったか?」
「いいえ。俺も山南さんは土方さん達と一緒かと。」
「誰も姿見てないってことは、”四の湯”か”五の湯”ってこと?」
(全員)「・・・・・」
「…平助君、何かあったんですか??」
「うっわぁ!?山南さん!」
「あれ~、山南さん、俺より長湯?」
「あぁ、総司君も長湯でしたね。私も長湯なんですよ。折角ですから全部入ってきましたが…流石に時間かかりましたね。」
「ぎゃはははっ!山南さんっ!メガネ曇っちゃってるよっ!」
笑い転げる平助に「あぁ、」と呟き
「やはり熱が引くまでダメですねぇ。・・・仕方が無い。」
普段は常に外さないメガネを外し、手ぬぐいで拭きながら
「私は隣で暫く休みます。皆さんは気にせず宴会の続きをどうぞ。」
ニコリと笑うと隣の部屋へ消えた。
(全員)「!・・・・・・;」
初めて山南のメガネを外した下の素顔、更に温泉上がりという効果がプラスされ、全員の反応は様々だ。
「・・・やっぱり、山南さん美人だなぁ~。俺狙っちゃおうかな。」
「なっ!総司、お前そっちの気なんてあったのか!?」
「やだなぁ左之さん。俺はキレイなものは何でも好きなの。」
「確かに美人だったが、それでも山南さんは男だぞっ!なぁ平助!」
「そ、そうだよなぁ新八っつぁん!」
「トシ、山南さんは美人さんだなぁ。見ろ、芸者さんが複雑な顔してるぞ。温泉上がりというのがまた・・・トシ?」
土方の表情は苦虫を噛み潰したように眉間にシワを寄せている。
「・・・;どうか、したのか?」
「気に いらねぇ…」
「は?」
どうやら土方も皆に釣られてヤケで呑んでいたようだ。近くには開いた徳利が転がっている。
「お前らっ!山南さんが美人なんてこたぁ前から承知だ!今更色めき立つんじゃねぇっ!」
「え~何だよ土方さん、皆に黙ってたのかぁ~?」
「俺も知ってたけどね。」
「何だよ総司、山南さんとどんな仲なんだよ~」
「新八・・・おっさん臭ぇぞ:」
「左之っ ほっとけ!」
「うるせぇ!山南さんは俺のモンだからな!お前ら手ぇ出したら殺すぞ!」
--隣室の山南--
(ぶはっ!)
飲んでいた冷茶を勢い良く吐き出した。
「・・・トシ~、珍しく呑んでるじゃないか!いいぞ!偶にはハメ外してみろっ」
「な、何だ~土方さん珍しく酔ってるのか。俺ちょっと…いやかなりびっくりしちゃったぜ;」
「土方さ~ん、安心してくださいよ。山南さん怒らすと怖いから誰も手出しませんって~」
ぼそっと左之助が呟く
「阿呆が。いくら酒に酔ってたって、土方さんが冗談言うわけねぇじゃねえか。」
「左之~?何か言ったか?」
「何でもねぇよ、ホレ新八、どんどんいっとけ。」
次の日、誰の仕業か不明だが、左之助の腹よろしく土方の瞼に墨で目が書かれていた。
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【あとがき】
ちょっと山南さんに茶目っ気出してみました♪(←要らんだろ)
きっと土方さんより先に起きているであろう斎藤さんとか源さんとか山崎君に発見されて一瞬ビクッとなる人々を想像すると面白いw
そしてうっかり平助辺りが遭遇しちゃってバカ笑いしそうだ~
個人的には、土方さん発言で隣室で冷茶吐き出しちゃう山南さんがなんだか好きだ( ´∀`)
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11/23(祝) としまえん
薄桜鬼/斎藤一(洋装)
12/06(日) 大泉工場
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